神野美伽 演歌のコンサート!


演歌は進化する。そんな気持ちを抱かせた、神野美伽の演歌のコンサートが15日、都内ホールで開催されました。

元々、神野のコンサートでは、多彩なジャンルの楽曲を混ぜて構成し、その時の彼女の方向性が理解できる内容でした。ところが、今年からよりジャンルを明確化。今回は、「演歌」に特化したもの。

東京では、まず客席から登場し、ステージへ!「2025年、神野美伽の演歌コンサートを始めましょう!」とアピール!まずは、個性的はバンド編成をバックに、村田英雄の「花と竜」からスタートし、亡き父が好きだったエピソードや、バレンタインデーのチョコのお返しに「お前には任侠や男っぽい歌が合う。この詩を歌え」と詩を頂いた「往生しなっせ」も披露。

さらに、母が大好きだという美空ひばりさんの名曲「みだれ髪」「リンゴ追分」を、それぞれ別なアレンジを施して歌い上げ、観客も聴きいった様子。さらに、今年東京でも上演した笠置シヅ子のミュージカルから「東京ブギウギ」「買い物ブギー」を歌い、「この会場は昔日劇があり、それで選びました」と。常に、お客とのトークを大事にその顔を見てステージを進行する。単にアレンジだけ新しくしただけでなく、そのステージが新鮮なもの。まさしく、進化する演歌を体現する内容に。

ちなみに、第2部では、自身の代表曲「男船」「男の海峡」や、お客のリクエストに応え、北島三郎の「風雪流れ旅」、坂本冬美「夜桜お七」なども、それぞれ思い出を交えながら歌い、ラストでは新曲「まっぴら御免」などを歌い、ラストを「あんたの大阪」を力強く歌い締めくくりました。神野が「20代、30代の時よりも、今が一番良い声がでている」と語ったが、トークも含めて都はるみ無き後、新しい演歌の姿を見せつけられました。

なお、この演歌コンサートは11月26日には大阪・新歌舞伎座、27日には京都・ロームシアターでも開催されます。他の演歌歌手にも勉強のために見て欲しい内容です。

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