「一年ぶりに「岡宏先生」と出逢う会」が3日、都内ホテルで開催
岡宏さん
昨年11月8日に逝去した日本有数のビッグバンド・岡宏とクリアトーンズオーケストラを率いたバンドマスター・岡宏さん。一周忌ではなく、「一年ぶりに「岡宏先生」と出逢う会」が3日、都内ホテルで開催されました。
クリアトーンズは、岡さんが1974年にフル編成の楽団として結成。レコード各社の録音や、テレビなど放送媒体などにも出演。そして、バックバンドとして活躍。また、プロデューサーとして妻でもあったキム・ヨンジャを紅白出場を果たしました。
今回の偲ぶ会には約300人が集うなか、まずはクリアトーンズの演奏で幕を開け、デヴィ・スカルノ夫人が「岡さんとは25年ぐらい前から知り合いとなり、その演奏には感動を覚えました。そして、韓国、ブラジル、中国など世界各国で演奏し、また刑務所への慰問活動も継続され数々の功労賞を受けました。そうした功績をあまり語らなかったので、生前にいろんな話をすれば、と後悔しています」と。作曲家協会・徳久広司会長も「昨年、訃報を聞いた時はびっくりしましたが、こういう席に参加させて頂け、自分の中で一つ踏ん切りがつきました」と。また、主催者の保科智恵子さんは「今日、クリアトーンズの皆さんが素晴らしい演奏をする際に、私には岡宏先生がタクトをとる姿が見えました。今日は、本当にありがとうございます」とそれぞれ挨拶を。
その後は、岡さんゆかりの歌手がステージを。シンガーソングライター・小田純平は、歌手・BOSS☆岡に提供した「かすり傷」「女好きのエルボラーチョ」をカバー、また岡さんが作詞や作曲を手掛けた歌い手がそれぞれ提供楽曲をクリアトーンズをバックに披露。そして、ラストは、新たに東京クリアトーンズを率いる伊藤美子が保科さん、作曲家・田尾将美らと一緒にキム・ヨンジャに提供した「再会」、伊藤の独唱の「アヴェ・マリア」、ラストはクリアトーンズが代表曲「in
the
mood」を客席を回りながらプレイ、集まったお客様への感謝を表して幕を下ろしました。
0コメント